先日、9月30日(水)に弊社主催のウェブセミナー「ゲームの海外展開を目指す企業向けに無料のウェブセミナー開催 With/Afterコロナの海外展開~今さら聞けない海外展開のお作法~」を、PTW Japan代表取締役の寺尾氏をお迎えして行いました。
プレスリリース:https://www.atpress.ne.jp/news/225085
初めてのことでしたので、不安だらけで、パネリストも含めて前日からドキドキ状態だったのですが、たくさんの方にご参加いただき無事終了しました。折角ですので、「ウェブセミナー」をやると決めたときから、本番までを書いてみたいと思います。
本番までのステップ
・日程を決める
・ターゲットを決める
・テーマ・内容を決める
・ツールの準備
・申込フォーム作成
・集客(プレスリリース配信・メール連絡)
・リハーサル
・本番
色々な会社さんが主催されているウェブセミナーに参加しているうち、自分たちでもやってみようということになったのですが、何せ初めてのことなので、何から始めたら良いのか分からず、まずはネットでのリサーチから開始しました。ありがたいことにネット上にはたくさんの情報があり、とても勉強になりました。
・日程を決める
ウェブセミナーということで、会場をおさえる必要がない分、そこにかかる労力が減るので楽ではあるのですが、とはいえ参加してくださる会社様を集めたり、内容を決めたり、初めてなのでテスト(リハーサル)を何回も行いたい、ということで準備期間を約2ヶ月弱ぐらいは必要かなと想定し、セミナー開催日をTokyo Game Show後の9月30日としました。
・ターゲットを決める
アクティブゲーミングメディアはゲーム、アニメ、漫画といったコンテンツの翻訳・ローカライズ以外にも一般の翻訳も行っている会社なので、まずキーワードを「海外展開」と設定。そしてそこから内容を詰めていくことにしました。とはいえ、「海外展開」といっても業界、業種によって変わってくるので、ではどこの業界の会社様をターゲットにするのかというのが次のステップとなりました。ただ、自分たちはゲームに関わる仕事が多いので、やはり初回はゲーム業界の会社様をターゲットとすることにしました。
・テーマ/内容を決める
ターゲットを決めたら次はセミナー内容をどうするか、となるわけですが、ここは悩みました。みんなどんな話しを聞きたいのだろうか?そもそもゲームの海外展開といっても、会社によって持たれている疑問や課題は違うでしょうから、皆さんに面白かったと言ってもらえる内容にするにはどうしたら良いだろうか、とスタッフ皆で何度もミーティングを重ねました。長引くコロナの影響で、どこの会社様も大なり小なり影響を受けている中、ゲーム業界は比較的好調と言われています。ただ、最近では開発の遅れ、リリースの遅れというニュースも聞いたりしているので、コロナ禍でPTW JapanやAGMがどういう影響を受けたかといったリアルなお話し、その中でどういった形で、ゲームの海外展開ができるかを話させていただこうということになりました。
・ツールの準備
ツール選びに関しては、比較サイトを参考にさせていただき、以下のポイントを重点的に考えました。
・参加する人に負担がなるべくかからないこと
・金額的にリーズナブルであること
・使いやすいこと
色々調べて、他のセミナーでも多数使用されているZoomを使用することにし、早速アカウントを購入。実際に触ってみると、会議やセミナーに参加する側ならURLをクリックするだけで簡単に参加できるのですが、ホストとなるとたくさんの設定や機能があり、なかなか大変でした。セミナー中の操作については、リハーサルの箇所で触れたいと思います。
・申込フォーム作成
着々と準備を進めていくのですが、肝心の参加者を集めなければいけません。弊社HP、SNS(Facebook、Twitter、LinkedIn、eight)での告知に加え、各営業スタッフから直接の連絡、そしてプレスリリースを配信することにしました。そして、告知するには申込ページを用意しなければなりません。ここでまたネット検索です。有難いことにたくさんの情報が出てきます。あまり手の混んだページを作ることができないので、グーグルフォームを使うことにしました。シンプルなベージですが、とても簡単に作成できます。そしてちょっと手を加えることによって、自動返信の設定も可能です。すごいです、グーグル。
・集客(プレスリリース配信・メール連絡)
申込フォームも作ったので、これで募集を募れるようになったので、一気に告知です。今回はプレスリリース配信、弊社SNS、そして各営業スタッフからの連絡を行いました。
プレスリリース:https://www.atpress.ne.jp/news/225085
・リハーサル
今回のウェブセミナーは初めての試みということで、リハーサルを何度も行いました。セミナーの流れ、時間配分、内容の確認はもちろん、画面共有やチャットといったツールの操作(下記参照)に加えて、音声がきれいに聞こえているか、カメラに問題ないか等々チェックしなければいけない項目をリスト化すると、かなりの数になり、なかなか大変でした。
■セミナー中のツール操作
・画面共有
・Q&A
・チャット
今回のセミナーはパネリスト2名、司会者1名、それと別に司会者には進行に集中してもらうため、裏方に1名と4名体制で臨むこととしました。パネリストは自分の話しに合わせて資料の画面共有、裏方はセミナー中に届く視聴者からの質問等(Q&A)をまとめ、チャットで司会者とパネリストへ送るという連携です。慣れている方なら全て1人でできるのでしょうけど、そこは役割を分担して行いました。パネリストとして参加いただいたPTW Japanの寺尾さんにも何度もリハーサルにお付き合いいただき、かなり練習しました。
・本番
準備に取り掛かりだしたら、本番まではあっという間でした。本番では、リハーサルにはない緊張感がありましたが、パネリストも見た目は落ち着いた感じに見えましたし、リハーサルをたくさん行ったおかげか、大きな失敗もなく時間通りに終えることができました。申込の際、セミナー中にいただいたご質問になるべく多くお答えできるようにしていたのですが、それでも時間の関係上お答えできなかった質問もありましたし、内容自体皆さんに満足していただけたかどうかといった課題はたくさんありますが、第2回、3回と開催していきたいと思っております。こんな話を聞きたいというご要望がございましたら、ぜひご連絡ください。