海外展開の際のタイトルローカライズ:ケーススタディ②

海外でゲームをリリースする際にはローカライズが不可欠で、ただの翻訳だけではなくよりターゲット国の人に受け入れられようローカライズを行うことが大事ですと何度もブログに書いているわけですが、ゲームの中身のローカライズと同じくらい大事になってくるのがタイトルのローカライズだと思います。多くのゲームは日本のタイトルを各ターゲット言語へ翻訳を行い、必要ならばサブタイトルをつける、またはタイトルをそのままローマ字表記するといった手法が一般的だと思います。

しかし、クライアント様の中には、本当にこのタイトルでいいのか?ターゲット国の人は、どう感じるのか?といった疑問を持たれる方もいらっしゃいます。本当は事前にターゲット国でリサーチを行うことが理想ではありますが、費用もかかってしまうため現実的ではありません。大規模なリサーチではなく、ターゲット国の人の意見を聞かせてほしいといった時に、当社でお力になれます。当社内には常時約20ヶ国のスタッフがおります。言語によっては複数名おりますので、その者たちへアンケートをとることが可能です。もちろんお仕事として取り組ませていただくので、こんな感じでした~~といった回答ではなく、きちんと報告書を作成させていただいております。

今回は、クライアント様より許可をいただき、弊社で行った作業をご紹介したいと思います。


クライアント:株式会社ヒストリア様
依頼内容:英語に翻訳したタイトル案とキャッチコピー案に対するネイティブアンケート調査

①ヒストリア様にご用意いただいたタイトル案とキャッチコピー案を英語へ翻訳
<タイトル案>
 ・光の市場  → The Market of Light
 ・未知の市場 → The Unknown Market
 ・市場の探索 → Exploration in the Market
<キャッチコピー案>
 ・この興奮を共に → Let’s share this exciting feeling together
 ・我々は新しい時代の到来に興奮している → We are all very excited about the coming of a new era
 ・この面白い時代を共に → Let’s jump together in this exciting era
 ・新時代の祭が始まった! → A new era of festivities has begun!
 ・この面白い時代を楽しもう → Let’s enjoy this exciting era

②ネイティブへのアンケート実施
今回は以下の内容で、社内の英語ネイティブへアンケートを行いました。

③アンケートの集計、グラフ化及び翻訳
集めた回答を集計し、以下のようにすべてグラフ化(一部抜粋)しました。また一部のネイティブは英語での回答のため、日本語への翻訳も併せて行いました。

■タイトル案

■キャッチコピー案

④キャッチコピー代替案

キャッチコピーに関しては、よりネイティブに響くであろう代替案も提案させていただきました。

⑤報告書作成

グラフ化したデータやネイティブからのコメントを分かりやすく報告書としてまとめます。

今回まとめた報告書をクライアント様はとても分かりやすいと喜んでくださり、案件としても満足してくださいました。当社としても、テキストのローカライズだけではなく、タイトルやキャッチコピーのローカライズに関わることができ、スタッフも楽しんで取り組んでおりました。

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