ファミリアライズ・LQAは、ローカライズする時めっちゃ大事!

当社のゲームメディアAUTOMATONに、サメオープンワールド「Maneater(マンイーター)」の記事を掲載されていますが、その中でこのタイトルの日本語のローカライズについても話がされています。

AUTOMATONの記事はこちら:https://automaton-media.com/articles/special-column/20201217-146504/

このタイトルは、今年5月にPC/Xbox One版が先行して国内販売されましたが、日本語のローカライズの品質がよくないと言われていたそうです。それが12月のPS5/PS4版の発売に合わせて日本語ローカライズが刷新されて、より自然な日本語に修正されたそうです。

口調ががらっと変わっていたり、そもそも意味が分からなかった文章もきれいに修正されているそうです。(詳しくは記事を読んでください)

この記事の中で、パブリッシャーのDeep Silverは、最初のローカライズがうまくいかなかったことについて、「以前のローカライズを行ったチームは、本作の文脈やゲーム内容そのものを理解していなかったようにも感じます。また、発売前にそうした問題を発見・修正するはずのLQA(Linguistic QA、つまり言語的な品質保証)が、十分に行われていなかったことも考えられますね。」と語っています。

開発に時間がかかり、ローカライズに十分な時間をかけれないという話しもよく聞きますが、やはり高品質のローカライズを行うには、時間をかける必要があると思います。当社もお客様にローカライズについて説明するとき、「ファミリアライズ」が大事だとよく言っています。

当社のいう「ファミリアライズ」とは、実際に翻訳者がローカライズを始める前に、ローカライズを行うゲームのことを理解する作業のことを言います。お客様から提供された資料を読み込み、実際にゲームをプレイし、ゲームの世界観、キャラクターの特徴などを理解していくとても重要な行程です。ゲーム開発会社さんが心血を注いで作ったゲームの世界観を理解するには、やはり時間がかかるものです。

そして、高品質なローカライズのために必要なものが、もう一つ。「LQA(Linguistic QA、つまり言語的な品質保証)」です。翻訳作業というのは当社の場合、テキストだけで行っていくことがほとんどです。そのため、いくらゲームのことを理解して作業を行っても、シーンやキャラクターによっては、どうしてもニュアンスが合わないということも発生します。そういった細かいミスを見つけ出し、修正していく作業がLQAです。ローカライズされた言語のネイティブのテスターが実際にゲームをプレイしながら、細かいバグを探していきます。見つけては修正して、また見つけては修正をするといった作業を繰り返していきます。そうすることによって、どんどん品質が上がっていくのです。ですので、この作業にもやはり時間が必要となってきます。

開発に時間を要し、リリース日まで時間が足りない、リリースに合わせてプロモーションもやらなければいけないし、やることがいっぱいあって時間がないというのも重々承知しています。ただ、ローカライズに携わる会社としては、やはり品質の高いものを提供し、ユーザーさんからも高評価をいただきたいと思っていますので、翻訳+LQAの時間に余裕も持っていただけると大変ありがたいです。

ローカライズを考えているゲーム会社様、よろしくお願いします。

ローカライズのお問い合わせはこちら:

フォーム: https://activegamingmedia.com/inquiry

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