2021年がスタートしました!
昨年はコロナ一色で大変な年でしたね。ゲーム業界は好調なんて言われたりしていましたが、開発の遅れでリリース日が延期になったという話しもちょくちょく聞いたりしたので、ゲーム業界全体が好調だったわけではないようにも感じます。
そんな中でも、弊社の2020年はゲームのローカライズだけではなく、マンガのローカライズといったお仕事も多数やらせていただきました。
そこで、ざっくりではありますが、2020年アクティブゲーミングメディアのローカライズ案件をまとめてみました。
【2020年ローカライズ・翻訳案件まとめ】
2020年はローカライズ・翻訳案件が約6,000件あり、その中で依頼の多かった言語ペアをまとめてみるとこのような感じになります。
①日本語→外国語


日本語から外国語への翻訳で一番多いのはやっぱり英語ですね。前のブログ(ローカライズすべき言語ランキング)でも触れている通り、ゲームを外国語にローカライズする時は、まずは英語から始められる会社さんが多いということでしょうね。
英語と一口にいっても、ご存知の通りアメリカ英語・イギリス英語があります。クライアントさんの中には「この英語への翻訳はイギリス英語でお願いします。」といったように細かく指定してこられる方もおられますが、このデータは両方を足しての数字となっています。
英語以外となると、フランス語、スペイン語、ドイツ語といったヨーロッパ言語と中国語(簡体・繁体)の依頼が多いです。
②外国語→日本語


今度は逆に日本語へのローカライズ・翻訳案件のグラフとなります。こちらもやはり英語が一番ですね。アメリカ英語・イギリス英語を足すと外国語からのローカライズ・翻訳案件の9割を占めています。
③外国語→外国語
上記以外には、外国語から外国語への翻訳案件も行いました。日本にある翻訳会社なので、日本語からもしくは日本語へ翻訳するケースが多いのですが、海外のゲーム会社からの依頼では、英語→日本語と併せて、英語→中国語、英語→韓国語といったような外国語→外国語もセットで依頼を受けることも多いです。欧米のゲーム会社がアジア進出する際のローカライズですね。あとは、英語からヨーロッパ言語、アジア言語から欧米言語といった言語ペアも少量ですがありました。
いかがでしょうか?あくまでも弊社内のデータですが、現在ローカライズを考えている会社さんの参考になりましたでしょうか?