翻訳会社から一言(1) ~翻訳料金と品質の関係~

皆さんがゲームや漫画といったコンテンツの翻訳を考えているとき、通常は何社かから相見積をとられるかと思います。見積りの金額に、実績や体制といったことを考慮した上で総合的な判断で翻訳会社を選定されているかと思います。当社も相見積されることが少なくなく、時には失注することもあります。そんな時には、可能な限り理由をお尋ねしているのですが、お断りされる理由で一番多いのが、やはり値段です。「品質はいいんだけど、もっと安い会社があったので、そっちにします。」

発注する側になれば、安いにこしたことはないというのはよく分かります。ただ、日本や欧米の翻訳会社と比較しても、どちらかというと安い方に入る当社の料金が高いとなると、いったいいくらで受注しているんだろう。」と思ってしまいます。

もちろん、低料金の翻訳は必ずしも品質が悪いという訳ではありません。ただ、品質を担保するためには、翻訳やチェックといった行程にある程度の人が必要となります。当社では翻訳をする人とチェックする人はそれぞれ別のネイティブスタッフが行います。ここにプロジェクトを管理するプロジェクトマネージャーや、その他スタッフも入り、それなりに費用がかかってくるといった計算になります。

当社には、翻訳の依頼以外にも、他社で翻訳をしたテキストのチェックの依頼もよくいただきます。そんな時は、「安い翻訳会社にお願いしたけど、品質があまりよくなかったんだろうな~」なんて勝手に思ったりしています。

実際に、クライアントさんと話をする機会が多い、弊社執行役員の樋口と営業部長の吉益に、「翻訳の値段と品質は比例するのか?」をきいてみたいと思います。

樋口:「上にも書いている通り、低料金の翻訳が必ずしも低品質な訳ではないですが、高確率で低品質ですw 逆に、通常料金の翻訳が低品質である確率は低いと思います。低料金でひどい翻訳が上がってきて、それをまたチェック・校正に出して、分量によっては通常料金よりもかえって高くなるケースもありますし、再翻訳しなければならないケースもあります。安いには安いなりの理由があると思って頂いて良いかと思います。」

吉益:「焼肉店でも、高い店と安い店があります。高い店では良い牛の良いお肉が出てきます。安いお店では、それなりの牛のお肉が出てきます。どちらの店も需要があります。安い店にいって高級な牛の肉じゃない!という、クレームは出るでしょうか。逆に、高い店で安い牛だったというと、クレームが多発するでしょう。価格を抑えるというのは企業努力とも思いますが、何かを犠牲にしているからこそ費用が抑えられているということもあるのかと思います。と、焼肉の話になってしまいましたが、翻訳に関しては好みの問題などもあり正解が曖昧なところがあります。品質が悪い翻訳が話題になったり、きちんと翻訳したテキストが世界観にあってないなども起こります。ゲームの世界観、仕様や予算などを翻訳会社と話をして双方の認識をしっかりとすり合わせすることが大事なのかと思います。AGMではお客様の要望から、最適なやり方と予算を提案させていただきます。海外展開を一緒に成功されるパートナーとしてご一緒させてください!」

最近はファンやゲームユーザーが、コミュニティやSNSに「翻訳の質が悪い」といった書き込みもよく目にします。翻訳への注目があがっていることは嬉しいことなのですが、品質でクライアントさんに迷惑はかけられないので、我々も一層頑張っていかないといけないのですが、悪い書き込みはゲームの評判にも繋がってきますので、翻訳を外の会社へだされるときは、その辺りも考えていただければ嬉しいです。

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