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ゲームデバッグサービスを展開する理由

アクティブゲーミングメディアは2025年4月で18期目となる翻訳・ローカライズの会社です。
実は翻訳・ローカライズだけではなく音声収録・カスタマーサポート・コミュニティマネジメントなど幅広くサービス提供をしています。
その他にも以下の事業ブランドがあります。

 

全世界対応のゲーム特化のPRエージェンシーブランド 『Graph』

 

日本と世界のゲーム情報を伝えるゲーム専門メディア 『AUTOMATON』

 

日本で最も歴史のあるインディーゲームパブリッシャー 『PLAYISM』

 

上記とローカライズを合わせた4つのブランドで我々のPurposeである「Empowering People Through Entertainment:エンターテインメントを通じて人に力を与える」として、ゲームビジネスの裏側を全て弊社でサポートさせていただくためにゲームデバッグ(FQA/ソフトウェアテスト)のサービスを開始することとなりました。これまでも翻訳やLQAのご依頼をいただく際に「ゲームデバッグなどもあわせてまるっと任せたい」というお声が多くありました。そこで新たなチームを発足し提供を開始したのが2024年4月のことでした。

 

 

ゲームデバッグがなぜ大事なのか

ゲームの販売数にゲームデバッグ(FQA/ソフトウェアテスト)がますます重要になってきています。
かつて、ユーザはMetacriticなどのコメント欄にある評価を見て購入を決めていました。しかし、近年ではSteam内でのレビューのみを見て購入を考えるユーザーが多くいます。
またウィッシュリストに追加して待ち望んでいたゲームでも、レビュー内容がよくなければ購入を断念する傾向が急増しています。

今のユーザーたちが参考にするのは何といってもSteamなどのユーザーによるレビューです。
ここで低評価が多いと売上にダイレクトに影響が出てしまいます。

では、低評価になる原因には何があるでしょうか?
色々あるとは思いますが、代表的な物としては以下の3つが挙げられると思います。

一つ目は、値段とのギャップ
二つ目は、ゲーム内容などのギャップ
そして三つ目はバグです

「値段とのギャップ」はゲームボリュームが想定よりも小さかったり、その他の要因で値段と釣り合っていないとユーザーに思われてしまう状況。
「ゲーム内容などのギャップ」はゲームのシステムやストーリーなどがユーザーの期待に沿っていない状況。
これらはユーザビリティテストで事前に解消できるかもしれませんが、様々な社内事情も絡んでいるとは推察されます。
しかしバグについては事前に対策(これも社内事情があったりしますが)ができますし、ユーザーからは目につきやすいので不満が集まりやすいのではないでしょうか。
そんなバグをなくすためには、ゲームデバッグ(FQA/ソフトウェアテスト)にしっかりと注力することが重要です。
開発社内だけではなく多様な視点からフィードバックを得ることで、より面白さを追求したゲーム体験を提供できます。
面白さ品質を向上して、ユーザーたちの心を掴む事が重要なのです。

例えば、あなたが親友の誕生日パーティーを開催するとします。
でも親友が大嫌いな物をプレゼントしたらどうでしょうか?
たとえそのパーティーが三ツ星レストランで最高の料理が出されても、親友は後味の悪い誕生日になってしまうのではないでしょうか。
ゲームも同じです。どんなにストーリーやシステムが秀逸でも、バグが多ければ誰も楽しめません。

そこで弊社のゲームデバッグサービスがあります。
日本人の細やかな性格だからこそ精度の高い結果を出せる+外国人スタッフが多くグローバルな視点でゲームの品質を高めることが可能です。実績と専門知識を持つチームが全力でゲーム開発をサポートいたします。
面白さ品質を向上し、プレイヤーの心を鷲掴みにするためにゲームデバッグ(FQA/ソフトウェアテスト)は重要となるのです。

 

 

どんな特徴があるのか

最近では多くの企業様がゲームデバッグ事業を展開されておられます。そこでアクティブゲーミングメディアの強みや特徴とはどこにあるのかをご紹介します。

 

1:多角的な視点を持ったスタッフ
アクティブゲーミングメディアは翻訳・ローカライズの会社であるが故に、社内は日本人スタッフよりも外国籍のスタッフが多く在籍しています。グローバル展開が当たり前な時代になっていますが、倫理観やセンシティブな内容についても多角的な視点からテストすることが可能です。

 

2:ゲームの品質向上に関する改善案を随時ご提案
ゲームの面白さ楽しさである品質を向上させるための改善案を、インディーゲームのパブリッシャーとして経験を積んできた弊社が随時ご提案いたします。

 

3:FQA~翻訳~LQAの連携
ゲームデバッグと翻訳、そしてLQAやカスタマーサポートを弊社に依頼することで契約の手間を減らすことが可能です。
また、各チームで連携を密にしていますので、それぞれのチームが情報を共有することで各チームの作業精度も向上していきます。
また、開発の進捗にもよりますがゲームデバッグとLQAを合わせてご依頼いただくことで、工数の調整を行うことも可能です。

 

 

これまでの実績

新しくチームを発足して約1年。
これまでにご依頼いただいた内容を簡単にご紹介します。

 

1:アドベンチャーゲームのデバッグ業務
プラットフォーム:Steam
ターゲット言語 :日本語/英語/簡体字
作業期間    :2か月間
作業内容    :テストケース作成/機能テスト/多言語での挙動確認/
バランス調整など各種提案

※ゲームバランス・価格・発売タイミングなどについて、
開発/パブリッシャー様からのご相談をいただき、
様々な意見を提出させていただきました。
※翻訳~LQAとトータルでサポートさせていただきました。

 

2:ロールプレイングゲームのユーザビリティテスト業務
プラットフォーム:Steam
ターゲット言語 :日本語
作業期間    :2週間
作業内容    :テストの認識合わせのための打合せ/
目的に沿ったレポートのフォーマット作成/
テスター属性のアンケート/ユーザビリティテスト

※テスター属性については年齢・ゲーム遍歴・課金額など、
意見を提出する際に参考となる情報を共有いたしました。
※数百件を超える意見を取りまとめて、キー操作・バトル・ダンジョンなど、
お客様が求める項目に沿って意見を提出しております。

 

3:ロールプレイングゲームのユーザビリティテスト業務
プラットフォーム:スマートフォンアプリ
ターゲット言語 :韓国/アメリカ/ドイツ/インド
作業期間    :1週間
作業内容    :すでにリリースしているアプリですが将来的に海外展開を視野に
入れておられたため、事前に画像/動画をチェックして各国における  倫理観や政治思想などに影響がないか確認いたしました。

※放射線を描いた炎が旭日旗を連想させたり、少女の肌の露出がNGになるなど
日本人の感覚とは異なる結果が多く見つかりました。

 

4:シミュレーションゲームのデバッグ+ガイドラインチェック業務
プラットフォーム:Switch/PlayStation4・5/Xbox
ターゲット言語 :日本語
作業期間    :2か月間
作業内容    :テストケース作成/通しプレイ/機能テスト/ガイドラインチェック

※Steamからコンソールへの移植にあたって、各機能についてチェックいたしました。
チェック期間の後半でガイドラインチェックを行っております。
※翻訳~LQAとトータルでサポートさせていただきました。

 

いかがでしたでしょうか。
少しでも弊社のサービスについてご理解いただけましたら幸いです。
ゲームデバッグとカスタマーサポート、LQAとPRといったトータルサポートも可能ですので、ご興味がありましたら是非一度お問合せからご連絡ください。

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